AnthropicがSpaceXのColossus 1データセンターとの計算容量契約を発表しました。
これにより、Claude CodeおよびClaude APIの利用制限が大幅に引き上げられることが明らかになっています。
SpaceXとの提携内容
AnthropicはSpaceXが運営する「Colossus 1」データセンターの計算容量全てを使用する契約を締結しました。

規模はかなり大きく、300MW以上の新規容量と220,000個以上のNVIDIA GPUに1ヶ月以内にアクセスできるとのことです。これがそのままClaude CodeやClaude APIの処理能力に直結します。
レートリミットの変更内容
今回の計算容量追加により、利用制限が次のように変わりました。

Claude Codeの変更点
- Pro・Max・Team・Enterpriseプランの「5時間のレート制限」が2倍に
- Pro・Maxアカウントのピーク時間帯における制限削減を廃止
Claude APIの変更点
- Claude Opusモデルのレート制限を大幅引き上げ
「レート制限2倍」の意味をちゃんと考える
ここ、ちゃんと確認しておきたいポイントがあります。

今回の変更は「5時間のレート制限」が2倍になるというもの。しかし週次の使用量上限は変わっていません。
つまり「5時間でより多く使えるようになった」だけで、週全体で使える量が増えたわけではないのです。使い方によっては、週の制限を単純に早く消費するだけになる可能性があります。
ヘビーユーザーにとっては本質的な制限緩和には直結しないかもしれません。とはいえピーク時間帯(従来は込み合う時間帯に制限が下がっていた)の削減が廃止されるのは体感として大きく改善されそうです。
その他の計算インフラ契約
SpaceXとの提携だけでなく、Anthropicは複数の大規模な計算インフラ契約を進めています。

| パートナー | 内容 |
|---|---|
| SpaceX Colossus 1 | 300MW超・220,000+ GPU・1ヶ月以内に稼働 |
| Amazon | 最大5GW(2026年末に約1GW) |
| 5GW(2027年稼働予定) | |
| Microsoft/NVIDIA | Azure容量300億ドル相当 |
| Fluidstack | 500億ドル投資 |
計算資源の確保という観点では、かなり積極的な動きが続いています。これだけのインフラが順次稼働すれば、今後も段階的な制限緩和が期待できそうです。


